思春期に非行に走りにくい子が育つ秘訣 小学生に響く親の愛情表現とは?

熱海康太
2025.09.09 14:59 2025.09.16 12:00

草原に座る男の子

元公立学校教員で多くの教育書を執筆、現在は「先生の先生」として活動する熱海康太氏が、非行に走りにくい子の共通点について解説します。実は小学生時代の家庭での愛情表現の受け方が、思春期以降の健全な成長を大きく左右すると言います。

「大好き」「ありがとう」の効果的な伝え方から、困った行動にも逃げずに向き合い続ける親の姿勢まで、具体的な実践法をご紹介します。

「大好きだよ」「ありがとう」の威力を最大化する伝え方

小学生の男の子

「うちの子は将来非行に走ったりしないだろうか」そんな不安を抱く保護者の方もいるかもしれません。実は、非行に走りにくい子には共通した特徴があり、それは小学生のうちからの家庭での愛情表現の受け方と深く関係しています。

今回は、小学生に伝わる愛情表現の方法と、困った行動にも向き合い続ける親の姿勢について、具体的な実践法をご紹介します。小学校時代の愛情の土台が、思春期以降の健全な成長を支えるのです。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi