親は「100点取れる子」だと言うけど…ケアレスミスと忘れ物が多い子に”本当に必要なもの”とは?

熱海康太
2025.11.18 14:43 2025.11.21 19:00

ランドセルから大量のプリントが出てきてしまった小学生と親

「100点取れる力があるのに、いつもケアレスミスをする…」。そんな悩みを抱える子どもは少なくありません。理解力も記憶力も十分なのに、「確認する」という最後のひと手間ができないのです。

元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、家庭で育てる確認する力を解説。家庭テストでの練習法、確認リストの作り方、提出物カレンダーの活用まで、抽象的な「見直し」を具体的なステップに変える方法をご紹介します。

「確認しなさい」では伝わらない

「100点取れる力があるのに、いつもどこか簡単なミスをするんです」。そう話すのは、小学5年生のYくんの親です。Yくんは、理解力も記憶力も十分にあります。でもテストを終えた後、見直しをしません。提出物も、完成させたのに出し忘れます。「確認する」という最後のひと手間が、どうしてもできないのです。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi