不登校の子が心を閉ざす親の言葉とは? 過干渉を避けて築く”適切な親子関係”
「宿題やった?」「その服はやめなさい」。親が良かれと思う関わりが、時に子どもを苦しめることがあります。過干渉な環境では、子どもは自分で考える力を奪われ、やがて自信を失っていきます。
元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、不登校の子と築く適切な親子関係を解説。ロジャーズの3つの姿勢(受容・共感・傾聴)、プロセスを褒める声かけ、「大好きだよ」を伝える重要性まで、信頼関係を取り戻す具体的な方法をご紹介します。
「過干渉」が子どもの心を追い詰める
親が「良かれ」と思ってする関わりが、時に子どもを苦しめることがあります。「宿題やった?」「その服はやめなさい」などの言葉が続くと、子どもは「自分で考える力」を奪われ、やがて自信を失っていきます。
過干渉な環境では、子どもが完璧主義や反抗的な態度をとるようになり、ストレス耐性が低下します。その結果、学校を避けるようになることも少なくありません。
親にとっての「必要な関わり」と、子どもにとっての「必要な距離」は異なります。このズレを理解することが、信頼関係を取り戻す第一歩です。
ロジャーズが教えてくれた3つの姿勢
心理学者カール・ロジャーズは、「人間には自己成長の力がもともと備わっている」と説きました。親の役割は、子どもを変えようとすることではなく、成長する力を引き出すこと。
そのために大切なのが、