2人で17個のりんごを奪い合う「毒りんごゲーム」  勝ち続ける秘訣は割り算?

前田健太
2026.02.18 12:42 2026.02.23 07:00

解説

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●まえけん先生から一ひと言こと!
なぜ後攻が必ず勝てるのでしょうか。ここは、割り算で考えると理由がはっきりします。後攻を選べば、いつも先攻とあわせて4個になるようにりんごを取っていきます。
負け知らずの画像2りんごは全部で17個あります。17÷4=4あまり1なので、4個ずつのかたまりが4個と、最後に毒りんごが1個残る形になっています。先攻が何個取っても、後攻が「2人あわせて4個 」になるように取り続けると、16個目のりんごは必ず先攻が取ることになります。だから、後攻が勝つ流ながれになるのです。

「最初のりんごの数を変えてみる」「最後の1個を取った人を勝ちにしてみる」「1回に食 べられるりんごの数を変えてみる」など、ルールを少し変えて遊んでみるのもおもしろいですよ。それぞれに必勝法があるので、ぜひ考えてみてください。

前田健太

京都ノートルダム学院小学校、国立学園小学校を経
て、現在は慶應義塾横浜初等部教諭。学校図書教科書「みんなと学ぶ小学校算数」編集委員や全国算数授業研究会幹事を務める。「できる」ことを過度に重視する教育に疑問を感じ、あえて子どもたちを困らせて「?(ハテナ)」を生み出す授業の必要性を訴える。その実践アイデアをX(@mathmathsan)で定期的に発信しており、フォロワーは2万人を超える(2025年12月時点)。

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