失敗を極端に怖がっていた小2娘が変わった…母親が変えたほめ方と関わり方

熱海康太
2026.02.24 15:26 2026.02.24 19:00

ランドセルを背負い登校する小学生の子

「できないからやらない」「失敗したら嫌だもん」と新しいことへの挑戦を拒む我が子。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「失敗を怖がる子は完璧主義。親の『上手にできたね』が原因のことが多い」と語ります。結果ではなく過程をほめ、親が失敗を見せることで、子どもは挑戦できるようになると解説します。

「失敗したら嫌だもん」と頑なに拒否

廊下で座り込む小学生の女の子

小学2年生のR子さんは、新しいことに挑戦するのが苦手です。学校でなわとびの新しい技を習っても「できないからやらない」、図工で自由に絵を描く時間になると「何を描けばいいかわからない」と固まってしまいます。

母親が「やってみなよ」と言っても、「失敗したら嫌だもん」と頑なに拒否します。そして、できないまま終わると、「やっぱり私にはできない」と落ち込むのです。

このまま失敗を怖がって何もしなければ、成長できないのではないか。どうすればR子さんは、失敗を恐れずに挑戦できるようになるのか。

母親は様々調べて「失敗を怖がる子は、完璧主義の傾向があります。そして、その完璧主義は、親の言葉から生まれることが多いんです」という言葉を見つけました。母親は、自分の関わり方を振り返りました。そして、気づいたのです。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi