勉強も部活も完璧な小6女子が学校に行けなくなった…頑張りすぎる子ほど不登校に近づく理由

熱海康太
2026.02.24 15:29 2026.02.25 19:00

膝を抱えて落ち込む小学生

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成績はトップクラス、クラス委員も務め、誰から見ても「良い子」だった我が子が突然「学校に行きたくない」と言い出した。元公立学校教員で、多数の教育書を執筆している熱海康太さんは、「頑張りすぎる子ほど不登校のリスクが高い。休むことを知らず、SOSを出せないまま限界に達する」と語ります。「休んでいい」と伝える対応を解説します。

突然「学校に行きたくない」と言い出した

ランドセルを背負い登校する小学生の子

小学6年生のA子さんは、誰から見ても「良い子」でした。成績は常にトップクラス、クラス委員も務め、部活動も熱心に取り組んでいます。先生からの信頼も厚く、友達も多い。母親は、A子さんを誇りに思っていました。

ところが、ある月曜日の朝、A子さんは突然「学校に行きたくない」と言い出しました。母親は驚きました。昨日まで何の前触れもなかったからです。

「どうしたの?何かあった?」と聞いても、A子さんは「わからない…ただ、行けない」と泣くだけでした。熱もない、いじめられているわけでもない。それでも、A子さんは学校に行けなくなってしまったのです。

担任の先生に相談をすることにしました。すると、先生は母親にこう伝えました。

熱海康太

熱海康太

大学卒業後、神奈川県の公立学校で教鞭を取る。 教育実践において厚木市教育委員会から表彰を受けるなど活躍。しかし、勘と根性に任せた指導法に限界を感じ、国立大学付属小学校で多くの教育論や教育実践を学ぶ。 学びを体系化することで、学級や学校は安定し、『先生の先生』を行うことも増えた。その後、教員や保護者、子どもたちのための本を執筆するようになる。 常に先端の教育理論や教育実践を研究している。

X:@jetatsumi