36×34は暗算できる? 筆算せず簡単に答えを求める方法

前田健太
2026.02.25 16:36 2026.02.26 11:50

解説

36×34は暗算できる? 筆算せず簡単に答えを求める方法の画像2

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●まえけん先生から一言!
この問題、最初はただの筆算ドリルだと思っていた人も多いと思います。でも、何問か計算していくうちに「ん? 毎回ちょっと似ているぞ…」とパターンに気づいたのではないでしょうか。

見つけたきまりは、「十の位が同じで、一の位の和が10になる2ケタ同士のかけ算」のときに、下2ケタが「一の位同士をかけた数」、上2ケタが「(十の位くらい+1)×十の位」になる、というものでした。36×34なら、下2けたは6×4=24、上2ケタは(3+1)×3=12で1224。23×27なら、下2ケタは3×7=21、上2けたは(2+1)×2=6で621…という具合です。

面積図で考えてみると、どうしてそうなるのかも見えてきます。長方形を4つに分けてみると、斜めに向かい合っている部分どうしがちょうど組み合わさって、上2ケタの部分と下2ケタの部分にきれいに分かれるんです。

一度このきまりに気づいてしまえば、条件にあてはまる計算は紙に書かなくても、頭の中だけでスッと答えが出せるようになります。「どんなパターンがひそんでいるかな?」と目で探して、「本当にそうか?」を図でたしかめてみる。この行ったり来たりが、少しずつ算数の「考え方の筋トレ」になっていきます。

おうちの人に同じタイプの問題を出して、どちらが先に答えを言えるか勝負してみるのも楽しそうですね。みんなの速さに驚くんじゃないかな?

前田健太

京都ノートルダム学院小学校、国立学園小学校を経
て、現在は慶應義塾横浜初等部教諭。学校図書教科書「みんなと学ぶ小学校算数」編集委員や全国算数授業研究会幹事を務める。「できる」ことを過度に重視する教育に疑問を感じ、あえて子どもたちを困らせて「?(ハテナ)」を生み出す授業の必要性を訴える。その実践アイデアをX(@mathmathsan)で定期的に発信しており、フォロワーは2万人を超える(2025年12月時点)。

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