「自分で履く!」と玄関でギャン泣き…イヤイヤ期の靴バトルを救う瞬足の新構造
靴を「自分で履く!」と玄関で悪戦苦闘。うまく履けず親も子もイライラ、手助けしようものならギャン泣きで拒否……。
イヤイヤ期のお子さんを持つ親御さんは、子どもに靴を履かせることの大変さを日々実感しているのではないでしょうか。
そんな親の悩みを救うべく立ち上がったのが、子どもたちに大人気のスニーカーブランド「瞬足」。子どもが上手に靴を履けない理由、そして一人で靴を履けるようになるために開発した構造とは?
自身もママである、株式会社アキレスのデザイン担当者に解説いただきました。
子どもが上手に靴を履けない理由は?
─今回の新商品は、3歳くらいのお子さんが一人で履けることを目指したと聞きました。そのきっかけは?
私自身もそうですが、小さい子どもって自分で靴を履きたがりますよね。でも、うまく履けなくてイライラしたり、履けてもぐちゃっとなっていたり、かかとを踏んでしまったりすることがよくあります。
そんな様子を見て、子どもが一人でもスムーズに履けるような構造の靴を作ってあげたいと思ったのが開発のきっかけです。私自身、出かける前や仕事の前に「早くして!」とつい言ってしまいがちなので、お母さんたちにとっても時短になる靴があればいいなと考えました。子どもって「絶対に自分で履く!」と主張しますからね。
─そもそも、なぜ小さい子どもにとって、靴を履くことは難しいのでしょうか。
足を靴の奥へ「ぐっと押し込む」動作が難しいからなんです。特に3歳くらいまでは、立ったまま靴を履くことができず、いつも座って履くことに気がつきました。だからこそ、かかとが硬く作られているスリップインのような靴は、実は小さな子どもにとっては履きやすいとは言えないのではないかと考えたんです。
小さい子どもが靴を履きやすくするためには、かかとに工夫が必要だと思いました。例えば、子どもが靴を履く時は、かかとを入れるためにどうしても「引っ張る」動作が必要になります。かかとに靴を引っ張るためのパーツがないと、靴の横などを持って無理やりかかとを押し込もうとしてしまいます。また、ベロ(タン)が中にぐちゃぐちゃと入り込んでしまって足がうまく入らないことも、履きにくさの大きな理由だと考えました。
「パカっと開く」を追求したママ目線のこだわり
─瞬足 足育シリーズの新商品「パカッとスリットモデル」に取り入れた、子どもが靴を履きやすくなる構造について教えてください。
今回開発した「パカッとスリット構造」は、かかと部分にゴムが入っており、つまみを持ってグーッと引っ張ることで、かかとがパカッと大きく開くようになっています。この「つまみ」があるおかげで、わざわざ靴の底(足裏部分)に触れずに、座ったままでも簡単に履けるのがポイントです。また、履き口にもつまみをつけて、開口部がぐっと広がるように工夫しました。
スリット部分のゴムには、厳しい試験をクリアした耐久性の高いものを使用しています。足を入れる時にしっかり伸びるだけでなく、フィット感も抜群です。
─カラーは2色展開なのですね。
色はママ・パパの意見を反映しました。デザインは従来の「瞬足」らしさは抑え、親御さんが「履かせたい」と思えるシンプルな佇まいを目指しています。また、つまみ部分にリフレクター(反射材)を忍ばせるなど、安全性にもこだわりました。
──小さいお子さんが履きやすいように、とのことですが、サイズ展開は22cmまでとかなり幅広いですね。
そうなんです。実は、子どもは大きくなるにつれて、だんだん足の甲にあるベルト(面ファスナー)を自分で調整しなくなるんですよね。 緩めたままにしたり、そのまま足を突っ込んだり、適当に履きたがってしまって(笑)。
うちの上の子も次から小学生なのですが、適当にササッと履いて、「またかかと踏んでるよ!」みたいなことがよくあります。
だからこそ、ベルトをいじらなくてもスリッポンのようにスッと履ける構造は、実は大きい子にとっても需要があると考えています。
「自分でできる」が自己効力感を育てる
──ご自身でも実際に使われてみて、いかがですか?
もちろんリピーターです(笑)。 以前は、とにかく子どもの足が靴の中にスムーズに入っていかなくて本当に大変でした。不思議なくらい入らないんですよね。ベルトを広げるように教えても、なかなかやってくれませんし……。
でも、この靴の「パカッと開く」というアクションは子供でも直感的にできるみたいで、自分からやってくれるんです。
「自分でできた」という経験が、自己肯定感や自己効力感を育む助けにもなると考えています。親としても「早くして!」というあのイライラや煩わしさが抑えられるのは、結構大きいですね。
※「パカっとスリットモデル」の詳細、販売につきましては、アキレスウェブショップをご覧ください。