3歳の息子は、外出したり人と会ったりするとき、いつも私の後ろに隠れていて、知らない人に話しかけられると大泣きしてしまうこともあります。公園に遊びにいっても、自分から周りの子に話しかけることはなく、いつもひとりで遊んでいます。 

 

ただ、楽しく遊んでいる周りの子たちをチラチラと見ながら気にしてはいるようです。でも、私が「『遊ぼう』って声をかけてごらん」と促すと必ず「いい」とふてくされてしまいます。

 

私自身もあまり積極的な性格ではないため、息子にどのようにアドバイスをすればいいのか悩んでしまいます。男の子なので、活発になってほしいと思うのですが、何かいい方法があれば、ぜひ教えてください。


(岩手県・公務員・33歳) 

 

 

 

 

愛子先生からのアドバイス


お母さんとの関係に安心できれば、外に出ていけるようになります。


人見知りしてしまうのは人を恐れているから。お母さんの心配が大きくて、それがお子さんに伝わってしまうのです。今はお母さんとの関係にまだ安心できていないのかもしれません。だから外に出ていくことが怖いのです。大切なのはいつも心が安心感で満たされていること。お母さんとの関係に安心していれば、子どもは外でも安心していられます。

 

◎「失敗してもしなくても、お母さんはあなたが大好きよ」


あなたの「こうなってほしい」という気持ちが強いと、口やかましくなり、先回りして何でもやってしまいがちになります。その気持ちを少し抑えて、お子さんのやりたいことを存分にやらせ、できたことは何でも「できた! すごい」と言葉でほめてください。


「失敗しても大丈夫。お母さんはあなたが大好きだし、いつでも味方しているから、やりたいことを存分にやりなさいね」と安全地帯を作れば、お子さんも安心して外に出ていくようになりますよ。まだ3歳。「完ぺきにできないと許さない」ではなく、何か1つでもできたら、全身で賛美してください。
 

あなたは思慮深く、大変優しい積極性のある方ですよ! あなた自身が心配より、今日までのわが子の成長に感謝する気もちをもち続ければ大丈夫です。
 

 

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高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研 修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 

 


 

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『PHPのびのび子育て』は未来を担う子どもたちの健全な成長と幸せを願って、発刊している月刊誌です。