夫の両親は孫の息子たち(小2と5歳)によく嘘をつかせるのです。「お父さんとお母さんには言わないで」とデパートでゲームをさせたり、おもちゃを買ったり。

また、両親の目の前で夫が息子に「今日は風邪気味だから、外には出ないで家の中で遊びなさい」と約束させても、平気で息子を外に連れ出します。子どもは隠しているつもりのようですが、様子などで嘘だとすぐにわかるのです。


両親にお願いしても、聞き入れてもらえるとは到底思えないタイプのため、とても悩みます。この先、親として、子どもにどのように接していけばよいのでしょうか?
 

(沖縄県・主婦・35歳)

 

 

 

愛子先生からのアドバイス【】 

 

感謝の言葉とともに、自分たちの思いを伝えましょう


おじいさま、おばあさまが嘘をつかせるのは、あなたを怒らせてはいけないと思うからでしょうね。病気など命にかかわるようなときは、外に出さないようにきちんとお願いするべきですが、それ以外のことは、「ありがたい」という気持ちでいてはいかがでしょうか?

 

「私は子どもが嘘をつくのは悲しいのです」 


お願いしても聞き入れてはくれないタイプと頭ごなしに決めつけてしまわないで、おじいさんたちに自分たちの思いを詳しくに伝えることが解決への道ですよ。「なんくるないさ(沖縄の方言で「なんとかなるさ」という意味)」という柔軟な気持ちで、I(私)メッセージで伝えましょう。

 

「子どもをかわいがってくださるのは嬉しいし、ありがたいのですが、私(I)は子どもが嘘をつく(事実)のは悲しい(気持ち)のです。嘘をつかせないようにするためにも、ありのままを知らせてくださるほうが嬉しいのですが、どうでしょうか?」とこちらの思いを“説得”ではなく“納得”して受け入れてもらえるよう丁寧に感謝の気持ちで伝えれば、必ずわかってくださるはずですよ。

 

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高橋愛子(たかはし あいこ)

家庭教育研究所代表

1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。3男1女の母親。カウンセラー、セラピスト、ファミリー・コンサルタントとして、企業や学校などで研修を行なう。2009年より全国の親子支援者と「安心親子応援団」を結成。著書に『頭がいい親の上手な叱り方』(コスモトゥーワン)など多数。

☆高橋愛子家庭教育研究所  http://www.aiko-katei.com/

 


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