子どもの質問「なぜ胸やおまたは服で隠すの?」にどう答える? 産婦人科医から親へのアドバイス
子どもがほしいのに…男女ともにある「不妊」
妊娠したいのに、なかなか妊娠しないこともあります。女性の体の中で、卵子が排卵されているか、卵管が通っているか、子宮内膜がふかふかのベッドになっているかなど、これらのどこかにトラブルがあると、妊娠がむずかしくなります。
男性側の精子の数が少ないことなども不妊の原因になります。男性側に不妊の原因がある割合は48%といわれます。これらは検査をすれば原因がわかることもありますが、特に原因がないのに、妊娠しないことも少なくありません。さらに、男女ともに年齢が上がると妊娠する率は下がります。
将来妊娠しやすくするために、若いうちに卵子を凍結保存する女性もいます。ただし、凍結した卵子で、必ず妊娠できるわけではなく、保管料も高額だというデメリットもあります。
宋美玄・監修(産婦人科医) のはらあこ・まんが
生理、思春期、妊娠・出産、更年期…女性の体で何が起きているのかを、日本でもっとも有名な産婦人科医・宋美玄先生が科学の視点で、子どもに寄り添いながら解説します。
マンガとともに構成されていて、おもしろく、わかりやすくなっています。
また、「ナプキンの持ち運び方法」「生理痛がつらい」など人生のステージごとでの悩みやトラブルの解決法を紹介。
プライベートゾーン、体の自己決定権、LGBTQ+など、大人が女の子に伝えるべきすべてを凝縮した唯一無二の本です。これ一冊で、一生の見通しがたち、人生を主体的に生きる手助けになります。大人の学び直しにもなります。