「子どもとの時間が取れないママはダメ?」 悩み抜いたワーママたちのその後

あい,あこ,さゆ,のま,まみ,ゆままま

こんなときはどうした? 先輩ワーママの体験談

・「仕事しているママがかっこいい」に救われました

復職のために何度か転園するなど、子どもに大変な思いをさせたと、申し訳なく思うこともしばしば。でもある時、「ママは仕事していてかっこいい。ママみたいになりたい」と言ってくれて本当にうれしかったし、がんばっている姿を子どもなりに見守ってくれているんだな、とありがたく思いました。

心苦しくなる気持ちもとてもわかります。けど、お母さんの懸命な後姿を見て、「かっこいい」と感じてくれているはずです!

・平日は仕方ないから土日に思いっきり一緒にいる!

日々の小さな出来事や習慣も大事な思い出になりますが、自分が覚えているのは遠出したり、旅行したり、普段とは違う景色を見たこと。

写真を見返しながら、何年経っても「楽しかった」となるし、特別な経験は本人の刺激にもなる。忙しい毎日では相手をする時間がまとまって取れない分、必ず年に数度特別な体験をプレゼントしています。

・1日5分は必ず子どもと触れ合う時間を、と決めた

毎日5分、どんなに忙しくても寝る前のルーティーンとして子どもと向き合う時間を作っています。少しでも必ず続けられる方法で時間を作ること、また子どもに「毎日この時間は絶対にママとお話しができる時間」と認識してもらうことで、安心&満足を感じるはず、と信じています!

パートナーの巻き込み方!

・罪悪感を覚えていることをパートナーに率直に伝えよう

ママが子どもとの時間を取れず罪悪感を覚えていることに、気がついていないパートナーがほとんど。子どもとのかかわりが大事なのは、パートナーも同じ。素直に思いを話して、子どもとの時間を確保できるように相談してみよう。

・パートナーが関わるメリットを正しく伝えよう

赤ちゃんのおむつ替え、話しかけ・抱っこなど父親が早期から育児に関わった子どもは、1. 言語能力が優れている、2. 自尊心が高い、3. 学校の成績が良い、4. うつや不安症になりにくい、などの研究結果があるそう。

学力だけでなく精神的な部分においても、パートナーの育児参加が大事なことがわかるはず。ママだけで背負いこまず、積極的に育児に関わってもらいましょう。

まとめ「無理のない「子どもとの関係作り」を意識しつつ、仕事も欲張って!」

●時間がとれないことに罪悪感を背負い過ぎないで!

●働いているママの子も、働いていないママの子もどちらも同じくらい幸せを感じている

●子どもはママが大好き! 1日1回短時間でも話をじっくり聞く、ハグする、たまにスペシャルな時間を作るなど、無理のない「子どもとの関係作り」を意識しつつ、仕事も欲張って!

関連書籍


先輩ワーママと考える 仕事と育児のちょうどいいをみつける本(ハガツサ)
「毎日時間がない」「余裕をもって子どもに接したい」。そんなワーママの根本的な悩みを解消するためのロジカルな思考、テック、先輩ワーママの「生きた知恵」を紹介。近視眼的になったキャリア設計も見渡せ、「仕事を欲張る」ことへの原動力にもなるはず!