女の子が13歳になるまでに教えておきたい「生理の基礎知識」

やまがた てるえ

早ければ3~4年生くらいからはじまる子もいる生理。保健体育の授業で月経について学ぶ前に初潮を迎えたり、学校の授業だけでは情報が不十分なこともあるでしょう。

いざ、その時を迎えても焦らないように、『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』(かんき出版)より、「生理っていったい何?」「生理用品はどんなものを使えばいいの?」「生理の日はどう過ごせばいい?」などさまざまな疑問についてわかりやすくお伝えします。

※本稿はやまがた てるえ著『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』(かんき出版)から一部抜粋・編集したものです

やまがた てるえ(助産師/チャイルドファミリーコンサルタント)
1975年北海道生まれ。看護学校卒業と同時に助産師学校へ入学。卒業後、総合病院、産婦人科クリニック、統合医療クリニックに勤務した後は地域の育児支援や、教育行政にも関わり、育児相談なども受けている。 自身も二児の母であり、「家族を含めた子育て支援」をビジョンに、チャイルドファミリーコンサルタントとして活動。保護者向けオンライン性教育講座も開催しており、毎回満席が続いている。
著書に『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』『15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方』『13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと』(共にかんき出版)がある。 

ついに始まった! 女の子のしるし


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<『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』 P.29~32より>

 

たくさんあるナプキンの種類


<『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』 P.22より>

 

サニタリーショーツなら生理になっても安心!


<『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』 P.23より>

「生理と友達になれる前向きな言葉」

生理の時って、どんな言葉を口にしてるかな?

「今日、生理だから調子悪~い」「なんだか、だる~い」「生理のせいで肌あれしちゃった」など、生理を悪者にしていない?

たしかに生理の日って、面倒だし、ブルーな気持ちになるのはわかるけど、生理のイメージがイヤなものだと、生理中の自分のこともイヤになっちゃうよ!

でも、生理って本当はとっても尊いもの。生理があるってことは、赤ちゃんを産める大人の体になるってことなんだ。そこで、生理をいいイメージにとらえるために、前向きな言葉を使ってみよう。

「生理さん、大人の女性になる準備をしてくれて、ありがとう」
「生理さん、毎回、毎回、ごくろうさまです」

生理中の体調がすぐれず、イライラしたり、眠かったりしたら、「体を大事にしてね、って生理さんが教えてくれているんだ」って考えてみよう。

ときには、自分の体に、「体調はどう?」「痛いところはある?」「気分はどう?」「昨日は眠れた?」と話しかけてみよう。

体はとっても正直だから、あなたが優しく話しかけて、いたわれば、今日一日をどんなふうに過ごすのがもっともベストかを教えてくれるよ。生理にやさしい言葉をかけるうちに、生理のくる日が待ち遠しくなるかもしれないね。                    ハピウサより

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