保育園で大人気な「素材をいかした栄養満点おやつ」の作り方
子どもたちにとって、おやつはとっても楽しみな時間の1つです! ご家庭でも簡単につくることができる、素材を活かした栄養満点のおやつをご紹介しましょう。
※本稿は『PHPのびのび子育て』2021年5月号から一部抜粋・編集したものです。
円町まぶね隣保園(えんまちまぶねりんぽえん)
1948年に認可を受けた、キリスト教保育を柱とする京都市中京区の保育園。旬の野菜などを多用した季節感のある給食を、栄養士と調理スタッフが園の調理室で作っている。
ヨーグルトケーキ
甘さは控えめ、ヨーグルトの酸味がさわやかで、もちもちとした食感が楽しめます。
【材料】(直径5cm マフィン型12個分)
薄力粉………………..150g
ベーキングパウダー………………..小さじ1と1/2(6g)
三温糖………………..50g
ヨーグルト(無糖)………………..170g
牛乳………………..1/2カップ
【作り方】
1. 薄力粉、ベーキングパウダーは合わせてふるう。
2. ボウルに1、三温糖、ヨーグルト、牛乳を入れてダマにならないようによく混ぜる。
3. マフィン型に流し入れ、200度に温めたオーブンで10~15分焼く。
オートミールクッキー
栄養価の高いオートミールをおいしく食べることができ、香ばしさが人気で子どもたちもたくさんおかわりします。
材料(作りやすい分量)
オートミール………………..60g
薄力粉 ………………..25g
三温糖………………..15g
サラダ油………………..20g
水………………..25ml
【作り方】
1. ボウルにすべての材料を入れて混ぜる。
2. 1をひと口大ほどの大きさに軽く丸める。
3. オーブンの天板にオーブンペーパーを敷き、2を並べる。手で押さえて薄くのばす。
4. 160度に温めたオーブンで20~22分焼く。
・調理のポイント
ボウルひとつでできる簡単クッキー。水の量は分量を目安にして調節してください。子どもと一緒に作るのも楽しいですね。
小豆せんべい
外は香ばしく、中はもっちり。小豆豆のほんのりした甘さがおいしいおもち風のせんべいです。
【材料】(作りやすい分量)
白玉粉………………..180g
水………………..110ml
ゆで小豆(加糖)………………..150g
【作り方】
1. ボウルに白玉粉を入れ、少しずつ水を加えてよくこねる。耳たぶくらいのやわらかさになったら、ゆで小豆を加えて混ぜる。
2. オーブンの天板にオーブンペーパーを敷き、1を好みの大きさにのばす(天板いっぱいに敷き詰め、1枚に大きく焼いてもよい)。
3. 200℃に温めたオーブンで12分焼く。大きく焼いたものは、粗熱が取れたら好みの大きさに切り分ける。
・調理のポイント
作り方1でかたければ少し水を加えてください。子どもは薄めにパリッと焼いたほうが好きなようです。
かわりぼたもち
小豆のかわりに甘納豆を使った、ほどよい甘さのぼたもち。大人にも人気です。
【材料】(作りやすい分量)
米………………..1合
もち米………………..1合
甘納豆………………..120g
[A]
きな粉………………..適量
三温糖 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 適量
塩………………..少々
【作り方】
1. 米ともち米は合わせて洗ってザルにあげ、炊飯器の内釜に入れる。2合分の目盛りまで水を入れて30分~1時間ほどおき、甘納豆を加えて普通に炊く。Aは合わせておく。
2. 炊き上がったら全体を混ぜ、好みの大きさに成形してAをまぶす。
・調理のポイント
甘納豆は、粒を残すように混ぜたり、米となじむようにつぶして混ぜたりと、好みで調節してください。