ちいかわの「労働と報酬」から6歳の子が「お金」を学べる本って? 小学校入学までに身につけたい知識

nobico編集部
©nagano
この記事の画像(6枚)


お金ってなに? なぜお金は大切? お金はどうしたらもらえる? どうやって使う? そんなお金のことをみなさんはいつ、どうやって学びましたか?

おそらくしっかりと教わるべきタイミングが小学校入学前ではないでしょうか? 小学生になると、自分で買い物をするなど、お金に触れる機会も出てきます。その前にお金を正しく扱う方法を、子どもに教える必要が出てきます。

今回は、そんな「お金のこと」を大人気の『ちいかわ』から学べる本『ちいかわ おかねのドリル 入学準備~小学1年』をご紹介します!

小学校入学前後の「お金」の勉強ができる「ちいかわの本」

 

ナガノさん作のマンガ『ちいかわ』では、ちいかわやハチワレたちが、“労働”の“報酬”をもらって一生懸命暮らしています。

そんな世界をマネー教育の教材にしたのが『ちいかわ おかねのドリル 入学準備~小学1年』です。

©nagano

 

例えばいちばん伝え方が難しい「お金はどうして必要なの?」も『ちいかわ』のストーリーとともに学ぶことができます。ほしい→買いたい→お金が必要といった基本を言葉だけでなくイメージでも伝えられるのがうれしいところ。

©nagano


お金の種類を覚えるのも、『ちいかわ』をあしらったかわいいイラストで子どもの興味をひきつけます。硬貨が『ちいかわ』アレンジでも、実際の硬貨のイメージしやすいイラスト!

©nagano

 

覚えたことをちゃんと理解するために用意された問題も『ちいかわ』だらけ!  覚えさせられているのではなく、子どもが自分から楽しんでできます。

©nagano



工作も。巻末にはとじこみの「おかねカード」と「くまさんポシェット風 さいふ」は、この本だけのオリジナルデザインだそう。先に紹介した「ちいかわ硬貨」で遊べます。子どもが喜ぶ要素しかありません!

なんで『ちいかわ』でお金の本を? 作った人に聞いてみた

楽しい『ちいかわ』のお金の本はどうして生まれたのでしょうか? 編集担当の主婦と生活社の荒井美穂さんにお聞きました!

――なぜちいかわのお金の本を企画されたのでしょうか?

「ちいかわたちって見た目のかわいらしさとは裏腹に、現実的で意外とハードな生活を送っていますよね。労働や報酬といった、ほかのキャラクターでは聞いたことがないワードも出てくる。そんなちいかわの世界を通して、子どもにお金の知識を教える本があったら、リアルで楽しいものになりそうだな、と思って企画しました」

――本書のこだわりのポイントは?

「ちいかわの世界に入り込んだ気分で楽しく勉強できるように、できるだけストーリーとドリルの問題がリンクするようにしたところです。

また、付録の「おかねカード」の鎧さんのお札は、7月に発行された新札のデザインをイメージしている点もこだわりポイントです。本物の新札と比べて違いを見つけるなど、いろんな楽しみ方や学び方をしてほしいですね」

楽しい『ちいかわ』のお金の本ですが、プロであるファイナンシャルプランナーの山口京子さんが監修されています。キャッシュレスが進み、実際の生活ではお金に触れることが少なくなっている時代に、「実感のあるマネー教育」の絶好のチャンスになる本です。