子どもが寝ない原因は「毎日変える」から? 保育士に聞いた入眠儀式の上手な作り方

藤平公平
2025.03.07 15:40 2025.03.08 07:00

笑う女の子

数ある子育てのタスクの中でも、悩みが多いのが子どもの「入眠」について。子どもが小さなうちは「夜なかなか寝付いてくれない」「昼寝を全然しない」というように、寝かしつけに苦労することも少なくありません。子どもの健やかな成長のためにも、早くぐっすりと寝かせてあげたいものです。今回は入眠のコツや、夜に眠りやすくする日中の過ごし方について、保育士の菊地奈津美さんとともに解説します。

寝ないから今日はこの方法で…はNG! 変えると逆効果な寝かしつけ対策

子どもがなかなか寝付けない日々が続くと、「昨日とは違う寝かし方をしよう」と、寝るまでの環境や流れを変えてみたくなりますよね。しかし、実は寝かしつけの方法をコロコロ変えるのは逆効果だそう。工夫して色々な方法を試し続けるよりも、一貫したルーティンにして「寝るまでの流れ」を統一したほうが、子どもが眠りにつきやすくなります。

眠りのリズムを整える! 入眠儀式でスムーズに眠れる習慣づくり

菊地奈津美

菊地奈津美

大学を卒業後、さいたま市および板橋区の公立保育園で7年間保育士として勤務。その後、東京学芸大学・学芸の森保育園にて主任保育士を務め、2017年4月よりこどもの王国保育園を開園し園長に就任。2011年に保育士向けのワークショップを開催する団体『Child+』を設立し共同代表を務める。子どもの育ちの大切さを社会に発信するため、保育者が自分の夢を発表する場『保育ドリームプラン・プレゼンテーション』を2014年に立ち上げ、代表に就任する。著書に『言葉かけから見直す「不適切な保育」脱却のススメ:保育者の意識改革と園としての取り組み』他3冊がある。

Instagram:@chobichan88