子どもが喧嘩をした時の「親のNG行為」とは? 成長のチャンスに変えるポイント
学校や保育園・幼稚園でなど、親がいないところで我が子が喧嘩をして帰ってきた場合、親としてはなかなか対応が難しいものです。ただ喧嘩しただけでなく、相手の子にケガを負わせてしまったり、物を壊してしまったりしていたなら、余計に心配になりますよね。今回は小学校教員の遠藤隆平さんとともに、子どもが喧嘩してきたときに親としてできる対応例について紹介していきます。
まずは、子どもの話をじっくり聞いてあげること
「学校で(外で)喧嘩しちゃった……」と子どもが打ち明けてくれたとき、まず心がけたいのが「子どもの話をじっくり聞いてあげる」ことです。
先生から電話がかかってくることで事の起こりを知る場合もあり、親としてはつい「どっちが悪かったの」と問い詰めたくなりますが、まずは経緯と子どもの気持ちを分かろうとしてあげることが大事。どのような経緯でトラブルに至ったのかを、子どもの視点からしっかり聞いてあげましょう。
話を聞く際、「どうしてそう思ったの?」「それは嫌だったね」のように、共感をしながら話を聞いてあげることがポイントです。頭ごなしに怒って聞き出そうとすると、子どもは萎縮して自分の意見や状況を上手く説明できなくなることも。