東大生が伝授!「68×99」の計算が一瞬で楽になるすごワザ

永田耕作(著),西岡壱誠(監修)
2025.03.31 18:08 2025.04.08 11:50

勉強に悩む女の子

68×99を10秒で解くには? 算数が苦手な子にこそ知ってほしい、計算が簡単になるワザを、『東大式すごワザ!計算ドリル』よりご紹介します。

※本稿は、永田耕作著、西岡壱誠監修『東大式すごワザ!計算ドリル』(実務教育出版)から一部抜粋・編集したものです。 

あと1つ算

東大式すごワザ!計算ドリル

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上の式のような「2けた×2けた」のかけ算、みなさんはどうやって計算していますか?

筆算で解くとどうしても時間がかかりがちな大きい数のかけ算ですが、かける数を分解することで、ぐっと計算しやすくなる「あと1つ算」という解き方があります。

「99」という数字を見て、みなさんは何を考えましたか?
「おしい! あと1つで100じゃん」と思いませんか?

そうです。これを利用すると、計算がとっても楽になります!
筆算をする前に、まず数を分解してから、計算してみましょう!

東大式すごワザ!計算ドリル

こんなふうに、「99」を「100-1」に分解することで、「68×100」と「68×1」
という2つの計算に分けることができます。
答えは「68×100=6800」「68×1=68」なので、6800から68を引けば答えが出ますね。
とてもかんたんな式に変わり、計算ミスも減るんです!

東大式すごワザ!計算ドリル

【すごワザまとめ】
数が大きいかけ算は、キリのいい数字に分解してスピードアップ!

練習問題

東大式すごワザ!計算ドリル

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永田耕作

現役東大生。2001年生まれ。学習塾に入らずに東大へ現役合格。中学・高校は野球部に所属、部活動と勉強を並行し「練習で自分の苦手を潰して、試合で自分の力を最大限に発揮する準備をする」という努力の「型」を勉強にも活かして受験勉強を乗り切る。現在は株式会社カルペ・ディエムに所属し、全国の学校や自治体で200回以上の講演活動を行いながら、まとめた知見を記事や書籍などで紹介している。著書に『東大式 ナンプレドリル』(彩図社)『こーさく先生と学ぶ 中学数学のきほん60レッスン』(文英堂)など多数。

西岡壱誠

西岡壱誠

東大生作家。1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも2浪し、3年目から勉強法を見直して偏差値70、東大模試で全国4位となり東大合格を果たす。東大入学後、『ドラゴン桜2』(講談社)の編集、TBSドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」の脚本監修を担当。2020年には株式会社カルペ・ディエムを設立し、全国の高校で「リアルドラゴン桜プロジェクト」を実施して高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師への指導法のコンサルティングを行っている。

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