東大生が伝授!「68×99」の計算が一瞬で楽になるすごワザ
68×99を10秒で解くには? 算数が苦手な子にこそ知ってほしい、計算が簡単になるワザを、『東大式すごワザ!計算ドリル』よりご紹介します。
※本稿は、永田耕作著、西岡壱誠監修『東大式すごワザ!計算ドリル』(実務教育出版)から一部抜粋・編集したものです。
あと1つ算
上の式のような「2けた×2けた」のかけ算、みなさんはどうやって計算していますか?
筆算で解くとどうしても時間がかかりがちな大きい数のかけ算ですが、かける数を分解することで、ぐっと計算しやすくなる「あと1つ算」という解き方があります。
「99」という数字を見て、みなさんは何を考えましたか?
「おしい! あと1つで100じゃん」と思いませんか?
そうです。これを利用すると、計算がとっても楽になります!
筆算をする前に、まず数を分解してから、計算してみましょう!
こんなふうに、「99」を「100-1」に分解することで、「68×100」と「68×1」
という2つの計算に分けることができます。
答えは「68×100=6800」「68×1=68」なので、6800から68を引けば答えが出ますね。
とてもかんたんな式に変わり、計算ミスも減るんです!
【すごワザまとめ】
数が大きいかけ算は、キリのいい数字に分解してスピードアップ!
練習問題
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