読書感想文は「あなうめ」でできる! 10分で作文が完成するテンプレとは?

青木伸生 (監修),粟生こずえ (著)

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夏休みの宿題の中でも、苦戦する子どもが多い読書感想文。
頭をかかえる子どもに対し、親もどう助言していいかわかない・・・そんな悩みを救うのが、青木伸生先生が伝授する「あなうめ読書感想文」です。

文章の流れにそって言葉を埋めていくだけで、あっという間に感想文が完成。
作文が苦手な子でも、自信をもって提出できる1枚が作れます。

本記事では、『必ず書ける あなうめ読書感想文 改訂版』より、好きな場面をあなうめして作文を完成させるテンプレをご紹介します。

※本稿は青木伸生 (監修),粟生こずえ (著)『必ず書ける あなうめ読書感想文 改訂版』(Gakken)より一部抜粋・編集したものです。

好きな場面からあなうめ

【こんな本を読んだ人におすすめ!】
本の中に好きな場面がある
・この場面、おもしろいなあ。
・ここ、何度も読んじゃうよ。
・場面が目にうかぶなあ。

一番心に残った場面を中心に書いていきましょう

例1:『長くつ下のピッピ』

【お話しょうかい】

長くつ下のピッピ』(岩波書店)
作・リンドグレーン
勉強はきらいで、大人を投げとばすほどの力持ち。風変わりな女の子・ピッピが、次々に騒動を巻き起こします。

※1すきな場面…お話に出てくる好きな場面を書く。
※2感じたこと…※1の場面を読んで、どんな気持ちになったかを書く

※3 場面のすごさについて…※1の場面のどこがすごいのか、どこに感心差したのかなどを書く
※4 登場人物…この枠にはすべて同じ名前を書く
※5 登場人物のせいかくについて…自分と比べて、登場人物のよいところを書く。

※6 登場人物について思ったこと…すきな場面での、登場人物の行動やせいかくについて思ったことを書く
※7 登場人物から学んだこと…※5・6と同じ内ようでもよい。

例2:『あらしのよるに』

【お話しょうかい】

あらしのよるに』(講談社)
作・木村祐一/絵・あべ博士
真っ暗な小屋で出会ったヤギとオオカミ。おたがい、相手を自分の仲間とかんちがいしたまま、なかよく話し始めて……。

※1すきな場面…お話に出てくる好きな場面を書く。
※2感じたこと…※1の場面を読んで、どんな気持ちになったかを書く
※3 場面のすごさについて…※1の場面のどこがすごいのか、どこに感心差したのかなどを書く

※4 登場人物…この枠にはすべて同じ名前を書く
※5 登場人物のせいかくについて…自分と比べて、登場人物のよいところを書く。
※6 登場人物について思ったこと…すきな場面での、登場人物の行動やせいかくについて思ったことを書く
※7 登場人物から学んだこと…※5・6と同じ内ようでもよい。

必ず書ける あなうめ読書感想文 改訂版

青木伸生 (監修),粟生こずえ (著)『必ず書ける あなうめ読書感想文 改訂版』(Gakken)

読書感想文の”あるある”な悩みを、この本が解決!
この本の特長は、なんといっても「空欄を自分でうめるだけで、簡単にしっかりした感想文が仕上がる」という点です。

「読書感想文をあなうめで仕上げる!? そんなのアリ!?」
と思ったそこのアナタ。「あなうめ」ってそんなに悪者ではないんです。
作文がニガテな人にとっては、型が決まっている「あなうめ」はとても役に立ちます。

この本なら、
・あなうめしながら「文の組み立て」方が学べる!
・あなうめだから、自分の「感想」に集中できる!

読書感想文が苦手なお子さんはもちろんのこと、読書感想文の書き方を教える自信がな大人にもお勧めしたい1冊です。