親が知らない「思春期の子の本当の姿」とは? カピバラが教えてくれる”親の思い込み”の危うさ
「うちの子、おとなしすぎて……」と心配する親御さん。長年、都立高校で教員を勤め『けなげに生きぬくいきもの図鑑』の著者、生き物に学ぶナビゲーターの岡幸子先生は、「親の知らない子どもの姿があることも忘れないで」といわれます。いったいどういうことなのでしょうか。(聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり)(聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり)
「時速50km」カピバラの意外な能力
日本の動物園やSNSでも人気急上昇中の動物「カピバラ」。のんびりとした表情で温泉に浸かる姿に、思わず心がゆるむという人も多いのではないでしょうか。ところがこのカピバラは実はものすごく速く走ることができます。
カピバラはネズミやハムスターなどと同じ「げっ歯類」に属していますが、その大きさは群を抜いています。体長は約1メートルを超え、体重も最大で60キロ以上になることも。