親が知らない「思春期の子の本当の姿」とは? カピバラが教えてくれる”親の思い込み”の危うさ(思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる 第3回)
「うちの子、おとなしすぎて……」と心配する親御さん。長年、都立高校で教員を勤め『けなげに生きぬくいきもの図鑑』の著者、生き物に学ぶナビゲーターの岡幸子先生は、「親の知らない子どもの姿があることも忘れないで」といわれます。いったいどういうことなのでしょうか。
(連載「思春期の子との接し方は、やさしい動物たちが教えてくれる」第3回、聞き手・構成/一般社団法人Raise・宮本さおり)
「時速50km」カピバラの意外な能力
日本の動物園やSNSでも人気急上昇中の動物「カピバラ」。のんびりとした表情で温泉に浸かる姿に、思わず心がゆるむという人も多いのではないでしょうか。ところがこのカピバラは実はものすごく速く走ることができます。
カピバラはネズミやハムスターなどと同じ「げっ歯類」に属していますが、その大きさは群を抜いています。体長は約1メートルを超え、体重も最大で60キロ以上になることも。
けなげに生きぬくいきもの図鑑(馬場悠男 監修,岡幸子 著/実務教育出版)
か弱いままでも大丈夫!生きぬく手段はたくさんあるよ。いきものたちの生活から学ぶ、癒やしのイラスト図鑑。
弱肉強食の自然界でおこる逆転劇!一見,か弱い生き物たちが,圧倒的強者に対し,あの手この手を駆使して生き延びる痛快逆転劇。
生き物たちが教えてくれる!生き物たちのあの手この手は,人間にも応用できる事があります。読めば昨日の自分よりも強くなれるかも?