小学生の子がいじめられた…相手の家に乗り込んだ母親が後悔した理由と「避けるべき4つのNG」

「息子がクラスの子にいじめられている」。そう知った時、多くの親は相手の親に直接話をしたいと思うでしょう。しかし感情的な対応は事態を悪化させることがあります。
元公立学校教員で多数の教育書を執筆、現在は一般社団法人日本未来教育研究機構代表理事として活動する熱海康太さんが、相手の親への適切な対応を解説。直接対決が招くリスク、学校を通じた対応の重要性、絶対に避けるべき4つの行動まで、子どもを守るための正しい対処法をご紹介します。
直接対決が招くシナリオ

小学4年生の母親は、息子が同級生から「デブ」「のろま」と言われ続けていることを知りました。怒りに震えた母親は、その日のうちに相手の子の家を訪ねました。
玄関先で、母親は相手の親に「あなたのお子さんが、うちの息子をいじめているんです」と詰め寄りました。しかし、相手の親は「うちの子がそんなことをするはずがない。子ども同士のじゃれ合いでしょう」と全面的に否定しました。
言い合いになり、最後は「証拠があるんですか」と言われて追い返されてしまいました。
その後、息子へのいじめはエスカレートしました。






























