“青信号点滅=急げ”は違反! 子どもに必ず教えたい歩行者の交通ルールとは

小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)
2025.12.18 17:00 2026.01.05 19:30

ランドセルを背負い登校する小学生の子

青信号が点滅しはじめたから「急げば渡れる!」…それはとても危険であり、“道路交通法施行令違反”にもなります。親子で一緒に確認しておきたい歩行者の交通ルールとは何でしょうか。

子どものちょっとした行動が、じつは法を犯しているかもしれない…書籍『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』より、具体的な事例と共に、身近な法律の知識をご紹介します。


※本稿は、『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』(小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)/金の星社)から一部抜粋・編集したものです。
※金の星社の承諾を得ています。

青信号が点滅し始めた…ダーッシュ!!

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑
©Daruma Komame
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青信号が点滅しているときに横断歩道をわたりはじめると、道路交通法施行令違反になる。

「道路交通法施行令第2条」では、歩行者用の青信号が点滅をはじめたら、歩行者は道路をわたりはじめてはいけないと決められているよ。

点滅したらわたっちゃダメ?

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑
©Keiko Fujimoto

歩行者用の青信号の点滅と車用の黄信号は同じ意味。歩行者用の青信号が点滅していたらわたりはじめてはいけないし、横断中に点滅しはじめたら、急いでわたるか引き返さなくてはいけません。車や自転車も、黄信号でわたりはじめるのは違反です。

歩行者が守るべき交通ルールは?

道路交通法にもとづいて歩行者のルールも決められています。

① 歩道があるところでは歩道を歩きましょう。歩道や十分なはばの※ 路側帯がない場合は、右側のはしを歩くよう決められています。

※歩行者の通行などのため、白線でわけられたところ。

② 近くに横断歩道があるときは、すこし遠回りでも横断歩道を利用しなければいけません。信号のない横断歩道では、車の運転手にわかるように手をあげてわたりましょう。

③ 横断歩道のない道路を横断するときは、スクランブル交差点などをのぞき、道路のななめ横断はやめましょう。また、歩行者は、車両の直前や直後でも横断してはいけません。

小島洋祐

開成高校・中央大学法学部法律学科卒業。2年間の最高裁判所司法研修所、司法修習生(22期)を経て、昭和45年に弁護士登録、東京弁護士会所属。東京弁護士会常議員、日弁連代議員。法務省、人権擁護委員を2期(6年)務め、その後、港区教育委員会教育委員を5期(18年、うち教育委員長5回)、都市計画審議会審議委員2期(6年)。港区社会福祉協議会理事、東京都後期高齢者医療広域連合の個人情報保護等審議会及び行政不服審査会の各委員等。

小豆だるま

山形県出身。明治大学文学部卒業。高校の国語教員を経て、2000年よりマンガ家・イラストレーターとして活動。書籍・web・広告など、様々な媒体で活躍している。
一児の母。趣味は読書。特技はほら貝。ペットはゼニガメの「ゼニたろう」。
基本的にはマイペースで牧歌的な人間だが、時に突拍子もないチャレンジ精神を見せたりする。

https://www.komamedaruma.com

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑

ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』(小島洋祐(監修),小豆だるま、藤本けいこ(絵)/金の星社)

子どものちょっとした行動が、じつは法を犯しているかもしれない。冒険心で、あるいはいたずら心でやってしまいそうな行動から、明らかなNG行動まで、言われないと気づけない違法行為の数々を紹介。法律を身近に感じられる楽しい一冊。
※2024年刊行『それ犯罪かもしれない図鑑』のソフトカバー版です。家庭でも楽しみやすいサイズになりました。