なぜ「偏差値が高いのに医学部に落ちる人」が存在するのか? 4浪で知った医学部受験の特殊性
「偏差値が高ければ合格できる」――その常識が通用しないのが医学部受験だ。4浪を経て医学部に合格した渋谷蘭さんが明かす、一般的な大学受験とは根本的に異なる「医学部受験の特殊性」。受験者数千人規模、1点に100人以上がひしめく僅差の争い、大学ごとに異なる出題傾向、そして保護者の「見えないサポート」の価値まで。受験生本人だけでなく、支える家族にこそ知ってほしい医学部受験のリアル。
(写真はすべてイメージです)
私は4年間の浪人生活を経て医学部に合格しました。
今回は、4年浪人した経験から、医学部受験の知られざる特殊性についてお話ししたいと思います。
医学部受験は、一般的な大学受験とは少し構造が違います。そしてその違いを知らないまま挑むと、努力がうまく結果に結びつかないこともあります。
これは受験生だけの問題ではありません。
支えるご家庭、特に保護者の方が医学部受験の「本質」を知っているかどうかで、サポートの質は大きく変わります。
ここでは、再受験や多浪のリアル、医学部専門予備校(医専)の実情も含めて、私の体験をお伝えします。
偏差値が高いだけでは合格できない理由
医学部受験と聞くと、多くの方は「偏差値が高ければ受かる」と思うかもしれません。
確かに、一定以上の学力がなければスタートラインに立つことすらできません。
しかし、医学部専門予備校という環境に身を置いて初めて知ったのは、