「やればできるのに」を「できた!」に変える お母さんの魔法の言葉

PHP研究所
2023.10.13 16:12 2023.02.16 17:08

母親と娘

「やればできるのに……」で終わってしまったらもったいない!お母さんの言葉がけで、子どもの能力を引き出してあげませんか?

東ちひろ先生の『「やればできるのに」を「できた!」に変えるお母さんの魔法の言葉』を、編集担当者よりご紹介します。

子どもはみんな、ホントにできる!

「うちの子は、やればできるはず!」
「今はパッとしないかもしれないけれど、必ずいつか、この子の才能は大きく花開くはず!」

子育て中のみなさんなら、きっと誰もがこう思っていらっしゃるはずです。わが子が秘めているはずの可能性を信じるのは、親としては当然のこと。それはとても尊い気持ちであり、誰も否定できるものではありません。

ところが……です。「やればできるはず、なんだけどなぁ……、アレ?」(いつできるんだろう?)

「才能あるはず、なんだけどなぁ……、アレ?」(どんな才能?)

わが子を信じてはいるものの、いつまでたっても成果や結果が現れてこない現実に、焦りや不安、いらだちを抱きながら、やみくもに時間だけがすぎてゆく……。そんな毎日をすごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

「やればできる」のままではなく、そこからさらに一歩進んで、「ホントにできた!」をいくつも実現するために――『「やればできるのに」を「できた!」に変える お母さんの魔法の言葉』は、子どもの「ホントにできた!」を引き出す具体的な方法を、イラストを交えてわかりやすくまとめた一冊です。

著者の東ちひろ先生は、心理学とコーチングのメソッドを活用した独自のアプローチで、日本全国のお母さんや教職員の方々に、カウンセリングやアドバイスを精力的に行なっておられます。

「やればできる」を「ホントにできた!」に変えるカギのひとつは、子どもの「自己肯定感」にある、と東先生は言われます。  

「私は、子育てでもっとも大切なことは、子どもの自己肯定感を高めることだと思っています。自己肯定感が高まると、子どもの能力全体が底上げできます。そのため、お母さんが予想している以上によい変化をもたらすことが本当に多く起こります。」(「はじめに」より)

小さなことでも大きなことでも、どんなことだってかまいません。「ボクでもできるんだ!」「やってみたら、ワタシにもできた!」という気持ちを、たくさん感じさせてあげること。「ボクは、ワタシは愛されている。大切な存在なんだ」という「ココロ貯金」を、子どもたちの心にどんどんと貯めていってあげること。

本書では「家庭学習」「学校生活」「生活習慣」などのジャンルにおける38の具体的なケースに沿いながら、子どもの「やればできる」を「ホントにできた!」に変える方法を、わかりやすく解説しています。

毎日の子育てと、お子さんたちの自己肯定感の醸成、そして「ホントにできた!」の実現のお役に立つことができれば幸いです。

「すべての子どもが本来もっている能力を、どんどん発揮してほしいという思いでいっぱいです。そうなれば、日本、いや、世界には明るい未来が待っています。」(「はじめに」より)

「やればできるのに」を「できた!」に変える お母さんの魔法の言葉の画像1

「やればできるのに」を「できた!」に変えるお母さんの魔法の言葉』(PHP研究所)「家庭学習」「学校生活」「生活習慣」などのジャンルにおける38の具体的なケースに沿いながら、子どもの「やればできる」を「ホントにできた!」に変える方法を、わかりやすく解説します。

東ちひろ

東ちひろ

幼稚園・小学校教員、中学校相談員、教育委員会勤務を経て、「東ちひろマザーズセラピー」を主宰。その後「子育て心理学協会」を立ち上げ、代表理事を務める。社会人(女)・社会人(男)の二児の母。教育に携わって30年、今まで相談を受けた子ども・保護者・学校の先生の数は、2万件以上、改善率93%、学校復帰率75%。著書多数。