「新NISA」は今までと何が違う? 知っておきたい基本情報

りりな

教育費や住宅ローン、そして日々の生活費など、お金の心配が尽きない子育て世代。物価は上がるのに給料は上がらない現状で、「新NISA」のデビューを検討している方も多いのではないでしょうか。
今までのNISAとの違いは何か、主婦投資家のりりなさんが解説します。


※本稿は、りりな著『はじめ時はいつも今 主婦にやさしいお金の増やし方BOOK』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集したものです

※本記事は2024年4月現在の情報に基づいて作成された記事です。制度等は状況により変更される可能性があります

つみたてNISAの基本情報

つみたてNISAは、毎月一定の金額で同じ投資信託の銘柄をコツコツと購入していく投資方法です。いったん投資金額と銘柄を設定すれば、毎月、自動的に自分の口座からお金が引き落とされ、資産運用のプロが売買をしてくれるから楽ちんで、資産が増えていくのを待つだけという、投資初心者には嬉しい投資です。

ネット証券なら100円から買えるので、家計に負担のない額からはじめて、あとでお金に余裕ができた時に金額を増やしたり、銘柄を変更したりすることもできます。また何年間続けなくてはいけないという制約もなく、途中で売却して現金化もできます。2024年からは、つみたてNISAは新しいNISAのつみたて投資枠となり、非課税(税金がかからないこと)期間が無期限になったり、1年間に投資できる金額が増え、パワーアップしました。

新NISAってどんな制度?

国が国民の「眠っている貯金」を「投資」に回してもらって経済を活性化させよう! と、今までのNISAを拡充させたのが新しいNISAです。「つみたてNISA」と「一般NISA」を一つにしたような制度で、新しいNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。そして今まで同様、投資で出た利益に税金がかからなく、しかもその非課税運用期間は無期限に! 投資可能期間も無期限に! さらに、投資できる上限額もアップします!

新しいNISAのポイント

新しいNISAでできること。非課税保有期間の無期限化や上限額の大幅拡大など、今までのNISAと異なるポイントをまとめておきます。

■つみたて投資枠と成長投資枠の使い方

つみたて投資枠で買える商品は、つみたてNISA同様、金融庁の基準をクリアして届け出された「投資信託」。成長投資枠で買えるのは「個別株」や「投資信託」等です。このつみたて投資枠と成長投資枠は併用ができます。

■非課税投資枠の再利用ができる

生涯投資枠の限度額1,800万円に達しても、例えば100万円を売却すれば、100万円分の非課税枠が復活し、また100万円新たに非課税で投資ができます。

■投資可能期間&非課税運用期間が無期限に!

【投資可能期間】
「一般NISA」…2023年まで 「つみたてNISA」…2023年まで※
→「新しいNISA」 …無期限!
※一般NISAは2027年まで保有でき、その間に売却すれば非課税

【非課税運用期間(利益に税金がかからない期間)】
「一般NISA」… 5年 「つみたてNISA」…20年
→「新しいNISA」…無期限!

■上限額が大幅にアップ! 生涯の投資上限額が1,800万円に!

「一般NISA」…600万円 「つみたてNISA」…800万円
→「新しいNISA」…つみたて投資枠+成長投資枠1,800万円
(成長投資枠は1,200万円まで)

■つみたて投資枠+成長投資枠が併用できるから、投資の自由度がアップ!

「つみたてNISA」と「一般NISA」の併用は不可
→「新しいNISA」…「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用可

今までつみたてNISA をやっている人が個別株への投資する時、利益に税金がかかる特定口座で投資していたと思います。でも、新しいNISA なら「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を併用できるから、「成長投資枠」を使って非課税で個別株にも投資をできるようになります!

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結婚5年目で3000万円の資産に増やした30代の主婦投資家が教える、らくらく家計管理でお金を増やし、ゆるい投資でお金を増やす本。名前は聞いたことがあるけど、まだやったことない人のための「ふるさと納税」「つみたてNISA」と「株主優待と配当金目的の株」のやり方などを紹介! 2024年からの「新しいNISA」についても解説します! 投資で「お金に働いてもらってお金を増やして」将来に備え、ふるさと納税などで楽しく節約しましょう。今からでも遅くない、「はじめ時は、いつも今」です!