集中力が上がるタイミングは1日2回! 勉強のやる気を引き出すためのコツ
「子どもがなかなか勉強に集中しない」と悩んでいませんか?
じつは人間には、集中しやすい時間帯、しにくい時間帯があるのです。
やみくもに「勉強しなさい」と声をかける前に、まずは集中力を引き出すコツを学んでみませんか?『自分をもっと好きになる 【ハピかわ】かわいいのルール』より抜粋してご紹介します。
大人も仕事をするうえで、このコツが役に立つこと間違いなし。ぜひ親子で実践してみてください。
※本稿は、はぴふるガール編集部(編集), 双葉陽(マンガ)『自分をもっと好きになる 【ハピかわ】かわいいのルール』(池田書店)から一部抜粋・編集したものです。
宿題や勉強は「集中力が高い時間」にやろう
なぜかやる気が出ない、集中できない…。そんなことってない? じつは、人には「集中力が高くなる時間帯」があって、そのときに宿題や勉強をすれば、自然と効率もUPするよ♪
1日の中で一番集中力が高くなる時間は、午前10時~12時ごろ。逆に、午後1時~午後3時くらいの間は、お昼を食べてお腹いっぱいになったことでねむくなり、どうしても集中力が下がってしまうよ。
朝起きてすぐに暗記系の勉強はNG!
午前中は集中力が高いといっても、朝起きてすぐは頭がぼーっとしている状態。朝勉強するときは暗記系の勉強はさけよう。暗記系の勉強は夜やって、朝は、昨日の夜暗記したことをきちんと覚えているか確認する時間にしよう! 復習することで暗記力もUPするよ。
やる気が出ない・集中できない
そうはいっても集中力が高い午前中は学校だし、宿題や勉強をするのはどうしても夜になっちゃう…。夜はつかれてやる気がでない、集中できない…ということもあるよね。そんなとき、やる気を取りもどすためのポイントをまとめたよ♪
Point 1 勉強の内容を変える
集中力が切れてしまったときは、勉強する教科を変えてみて! 勉強の内容が変わるだけで、気分も変わってやる気が出てくるものだよ♪
Point 2 チョコを食べる
チョコにふくまれる「ブドウ糖」が、脳を元気にして、集中力を高めてくれるよ。甘い香りにもリラックス効果があるから、つかれたときはチョコを食べてみて。
Point 3 勉強の場所や時間を決める
○時から○時は勉強の時間! 毎日その時間は絶対に勉強をする、場所は自分の部屋でやる、と、時間や場所を決めるのも◎。部屋だと遊んでしまうという人はリビングや図書館でもOK。
Point 4 とりあえずやってみる
やる気は、やりはじめてみないと出てこないもの。まずは宿題や勉強をはじめてみよう。気がついたら1時間集中して勉強してた、なんてことがあるはずだよ!
1日のスケジュールを立てよう!
次は1日のスケジュールを立ててみよう。1日のスケジュールを決めて行動すると、上手に時間を使うことができるし、達成感も大きいよ。やってみてね!
「先のばし」はNG
「たいしたことないからあとでいいや」と先のばしにするのはNG! 宿題や明日の準備、おうちの人への伝言、どれも先のばしにしてもなにも良いことはないよ。むしろ、ギリギリになってとても大変な思いをすることになってしまうよ。
「ギリギリは心配だし、早めにやっておこう」と、よゆうをもって行動するのが◎。宿題はすぐやる、学校の先生から言われたことは、すぐにおうちの人に伝える、家に帰ったら荷物をいつもの場所にすぐに片づけるなど、「すぐやる」習慣をつけよう!
「ながら」はやめよう!
人間は2つのことを同時にやると、どうしても集中力が低くなってしまうもの。テレビを見ながら勉強したり、マンガを読みながら明日の準備をしたりすると、完全に集中できず、いつもよりも時間がかかったり、忘れ物が多くなってしまうよ。なにかをするときは、それだけに集中できる環境でやるのがおすすめ。
自分をもっと好きになる 【ハピかわ】かわいいのルール(編集:はぴふるガール編集部, マンガ:双葉陽/池田書店)
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