「鬼が来るよ」は本当にNG?言わない派のママの主義が揺らいだ瞬間

あぴママ

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子どもに言うことを聞かせる手っ取り早い方法といえば、「鬼が来るよ」の脅し文句。効果は抜群ですが、「嘘で怖がらせるのはちょっと…」と抵抗を感じ、使わない方も多いのではないでしょうか。

エッセイストのあぴママさんも、そんな“使わない派“のひとり。
ところが、わが子以外の「まったく言うことを聞かない子」と関わったとき、その主義が揺らいだそうす。
子どもの個性を痛感した、あぴママさんのエピソードを、著書『母を生きのびる本』よりご紹介します。

※本稿は、あぴママ著『母を生きのびる本』(大和書房)より一部抜粋、編集したものです。

 育児に鬼は使わない

今後もやることはないし、たとえ他人の子であろうと鬼は出さないでしょうが、「絶対にしたくないなぁ」と思うほどではありません。たとえああいう形で親に鬼を使っておどされようが、子どもはゆくゆくは健全に元気に育つだろうなと思っています。

使おうが使うまいが結果は変わらないだろうと、子ども自体のもつ力をより信じられるようになってきた、それが昨今の私です。子どもが大きくなってきたら誰もがそんな心境になるものなのかもしれません。

 

母を生きのびる本

あぴママ著『母を生きのびる本』(大和書房)
SNS総フォロワー18万人!多くの母たちを救ったあぴママの言葉。育児の鉄則をおいかけない、母のための全く新しい育児本です。