不登校の子どもを劇的に変えた「教会のホームスクーリング」(リホさん第3話)

おがたちえ,橋本紋加

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学校へ行かないことを決心したリホさんは、母親の勧めで教会のホームスクーリングへ通うことになります。教会に集まった様々な国籍の人との出会いが、リホさんにもたらした変化とは?

漫画家のおがたちえさんが、不登校サバイバー親子を取材。臨床心理士の橋本紋加さんによる解説とともに、体験談を連載漫画でお届けします。(毎週水曜更新)

リホさんの場合 第3話

リホさんのコメント
外に出たくなった時に居心地の良い場所が見つかってラッキーでした。近年イエナプラン教育が注目されてますが、少しそれに近い雰囲気だったように思います。

臨床心理士・橋本紋加先生のコメント
もっと日本の歴史を勉強したいという目標ができたリホさんですが、それは日々の生活や関係性の中で生まれたものです。よく「目標がないから行動できない」ということを言う人がいますが、行動しないと目標もできないのです。

なんでも自由に自分で決められるというのは楽なように思えますが、本当はとてもエネルギーがいることです。教会のホームスクーリングは、リホさんに安心感や良い刺激をたくさん与えてくれて、安心して自分で選択して行動できる状態になっていったのではないでしょうか。

次回は2024年4月24日 (水)更新です。